自分の階段の上がり方。

コーチが研修講師をしています

本当のボトルネック。

さて、今日のゲストは日本を代表するテクノロジーを世界に向けて提供する上場企業の上級役員職であるAさん。彼とはとあるワインバーで知り合い、数日後である今宵…私は博多での終日研修を終えたそのまま東京にて合流する約束でいました。

とてもきさくなAさん、数々の優しい人柄を垣間見られる配慮の中で合流先近所の飲食店へ目下の課題と未来への期待について語って下さったその方に私は、その持ち込まれた想いとテーマも大切ながらもっと「別に対処を優先したほうがよいもの」を感じていました。

実は私たちは職業柄、そこで話されているものと「話されていないもの」に意識を向けてお話を伺っています。もっと言えば『ここでこの目下一番大切な事件は話さないでおこう』と考えられ表層に出されなかった話題についてです。私たちは”本当の問題”について語られた時、最大のパフォーマンス及び費用対効果(ROI/KPIと捉えてもいいと考えます)を発揮します。

彼はその後のバーで私からのとある質問を機会に話すことを「語る」ことに変え、会話は対話へと変容しました。

企業情報及び個人情報に触れる可能性があるため内容は差し控えますが、最後別れ際に笑顔とやる気と決意をもった笑顔で固い握手を求めていらっしゃいました。今夜このあとすぐに行動することについて。そのすっきりした表情と軽やかな足取りである解散後の後ろ姿はなんだか私も晴れやかなものがありました…あ、今日もこうしてお目にかかれて良かったなと。

近日、その後と近況をお聞かせ頂けるそう。
私たちは考えます…恐らく、行動した人間にしか感じることのできない気持ちと景色を掴んでお出でになると。

その人にとって、ほんとうは…本当は「これを取り扱ったほうがいい」ことについて守秘義務とご本人のよりご機嫌な未来に信頼を寄せて僕らは今日も『誰かのこれから』に先生ではなく進行役として、コンサルタントアドバイザーではなく参謀として縦の関係ではない横に(ベンチに)一緒に座る位置で関わります。

人は…私自身も思いますが、信じていること・信じられることのパワーと影響は大きいと感じます。僕自身、昨年まで”他人は信じられるが、自分は一番信頼できない”でいました。

その信頼してくれる「誰と関わるか(誰に時間を使うか?)がどうやらそこから先の行動即ち景色を変えていくインパクトに直結しているようにも感じます。

あくまでも提案ですが皆さんもぜひ、どこに誰に何に時間を使い逆に「何に誰にどこに時間を使わないか」という基準を今年はお持ちになってみるのは如何でしょうか。

本音で生きることは
それまであった「事・物」がなくなる可能性はありますが、それまでなかった本当に手に入れたい気持ちを受け取ることとなる可能性は高まると私たちは信じています。

どうしますか、今年こそは?(笑)。

 

 

『あなたの前進したいことを、加速させます。』

                  境英利

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