自分の階段の上がり方。

コーチが研修講師をしています

思いっきり自分らしく、これまで一度くらい生きてみたか。

さて、今日は先日お目に掛かったとある専門家とのお話です…今日はちょっと短めにお伝えします。

彼女はここ数年の間に努力を行い、「その道」に暗かった自分自身を見事短期間で専門家としての自分に変える事を可能とした『うまくいっている人』でした。方々から仕事の依頼が舞い込み、意欲的に次々の”手を打っている”方です。

その外から見た姿に、お話していてまさかとは思いましたが「実は自分として納得がいかず、かつショックでストレスになっている事柄があってそれが”行動のブレーキ”になっている」という現状があることを伺いました。

そんな風には見えなくとも、ご本人にとっては影響を及ぼしているものから心地よく「やりたいこと」に集中できない、そんな事ってあるんですね。

その事についてご本人は、相手のどんな言動が問題で、何が許せない部分かなど多岐に渡る「理由」について話されました…が、私にはそれが”原因や要因”には聞こえませんでした。

それよりも、目の前の人にとってのブレーキは、ここまでやってきた自分自身について「自分が自分に”そろそろ”許可を出してあげたい」…けど、こんな私では”まだ”駄目だからという自分で作った信念のように感じたわけですが、ずっとずっと、色々伺って最後の最後に「もう、ここまで頑張られたわけです。そろそろ自分にOKを出しても良いと感じました」と伝えたところ、突然涙を流されました。

決して悲しみの涙ではなく、そうだな、と何かを着地されたような印象の姿がそこにありました。

人は時として、動きたいと思いながらも自分で強力なブレーキを思い切り踏んでいる時があります。しかもその事に自覚がない場合と、巧妙ですが「自分が自分のそういった部分を見ないようにしている」ことから、(実際には薄々どこかで分かっていながら)そんなことはないと”無い事にしている”ケースと。

私たちは、本当にチャレンジしたい気持ちを持っている人ならば強力なサポートができます。我々は「鏡の役目」をしてそのままを写しだし遠慮なくフィードバック(ご本人が求めている場合に限り)します。

そういった意味ではハイパフォーマー向けなのが本来のコーチングであると私は当時教わりました。

あなたは自分自身を、実はハイパフォーマーであると信じたいですか?信じていることは、現実化します。また、想像出来ることは、現実となります。

一回限りの人生という生放送。
どう自分の命を使いたいか、今度ご縁があればぜひ
聞かせてくださいね。

 

 

『あなたの前進したいことを、加速させます。』

                  境英利

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