自分の階段の上がり方。

コーチが研修講師をしています

あるがままで、しかし邪魔をしない伴走。

今日の依頼人は、殆ど私が何も手を加えない方。

これはどういう事かというと、通常コーチをしている時には

「的確で戦略的な質問をする・区別を促す・5W2Hを明確にする・

感想や印象を返すのではなくフィードバックする・提案や情報提供を行う

                                                                              (アドバイスとは異なる)」

 

などを織り込んで会話から対話へと変容させていく場を創ります。

しかしこちらの依頼人は、ずっと私が相づちをしるだけだったり…へたすると相づちもしないほうが良い瞬間さえあるほど、「関与」を加えないほうが”うまくいく”。

ではこちら何を何を提供しているのか?

私の造語ですが、
「思考を邪魔しない関わり方」でその場をご一緒しています。とても繊細な合いの手と言いますか、絶妙な…まるで「餅つきの、餅をつく時とそうでない時が”その状況”によって分けられている」ような一体感を意図しています。

もうちょっと皆さんに伝わりやすいように工夫して書くと…ではどうでしょう、あなたはどんなふうに自分の話を聞いてもらえると話題の対象に集中できるでしょうか?

人によってそれぞれだと考えます、
これをこの依頼人にテーラーメードに提供している…
そんな感じなんです。

しかしなかなか、大人になって自分の話を遮らず、
しかも思考の邪魔をもされずに「思考のプール」(しかもそれは奥深く)に短時間でじっくり潜る機会を作るのは
とても稀少なことではないかと感じます。

これを意図的に作る(コーチを依頼する)人が何かのリーダーを中心に激増しているのが私たちの業界における近況です。もちろん、コーチの数が足りていない訳ですが。

あなたも、短時間にじっくり考え観察し、思考する時間を意図的にもってみると…きっとその瞬間から行動と景色、そして結果も変わってくるかも知れませんね。

『 あなたの前進したいことを、加速させます。 』
                    境英利

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