自分の階段の上がり方。

コーチが研修講師をしています

物事を前進させていくために。

時刻は午後7時53分をまわりました。こんばんは、境英利です。

今日もコーチングを実施しながらふと、思う事がありましたので掲載します。

 

私たちコーチは、依頼人の「目標・目的」そして『やりたいこと、ほんとうは

こうしたいと願っていること、これができたら良いだろうなぁと思うこと』への

行動を促進する関わりを創り出します。

 

やらなきゃ…ではストレスになり、やりたいないたい、こうしたいに焦点を当てて

対話を進めていきますが、時としてそのやることlistではなく「やらないことlist」も

作成頂き併走させていきます。

 

もっと分かりやすいケースでいくと、

私たちコーチは何か1つの事を始める際には何か現在進行中の1つを一時やめます。

 

人間一日24時間なのは誰でも平等な中、確かに効果的・効率的に動いて沢山の事柄を

同時進行でやれる(こなせる)事が「優秀な人」という解釈もあるでしょう。

しかし24時間は決まっているのです、そして何よりも大切なのは”その”プロジェクト

に関わる人みんなが幸せになる活動を目指していくことだと思います。一時的な無理や

ストレッチした目標への負荷の大きい活動は必要でしょうが、事業所によっては離職率

が高まる昨今においてあながち無視できないパフォーマンス管理のヒントがここに1つ

あるように感じます。

 

その「活動」に関わるひとり一人が、意欲的で楽しみながら仕事人生を生きる権利を

有している。しかし誰かの無理によって堅持される組織や仕事はいつか、続かない現実

を向かえる可能性が高まるような気がしています、皆さんは如何お考えでしょうか。

 

数年前の自分だと言われたままの仕事をその順序でやっていればよかったものが、

もう●年目の自分が今この瞬間は「あれを半年止めて、これを四か月で完結させる」

ほうがより良いものに繋がる…そんな判断もあってもいいと私たちは思っています。

 

貴方が目下、一生懸命にやっている事柄は「第一優先事項」でしょうか。

次回は優先順位について書いてみたいと思います。

 

『 あなたの前進したいことを、加速させます。  』

                     境英利

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