やる気と行動を結び付けないメリット。
クリスマスイブですね、
皆さんはどんな週末とイブを楽しまれているでしょうか。
今年も残す所一週間足らず。
2016年という一年を振り返って、どんな成果があったでしょうか。
熊本では震災もあり、ある意味でとても早く時間が経過した感覚があるという
方も多いようです。
ちなみに私の今年一年は、自分に随分と心境の変化を伴った変化の年であったと
感じています。
プライベートでは自分で言うのもなんですが、少し優しくなったかなと。
仕事では少し自信がつきはじめたかなと、感じています。
これまでやってきたことを、少しでも前進させたり成長できたり、
より良くなることを目指している自分は、じぶんなりに色々と試行錯誤をいまだに
しながら日々を過ごしています。
致命的な話なのですが私は、
・人の名前、地名、道順、話し合った直近の結末、製品名、歴史、文書、単語
がなかなか覚え切れません。平均して人の8倍時間がかかります。で、すぐ忘れます。
しかし日々、削除されていくからと「やってもねぇ」と思っていては、
もっと色々な可能性を逃す気がするので凡人なりに今でも、
・2000年以前のコーチングマニュアルを読んだり
・ワインの基本を読んだり
・数え切れないほど聞いているオーディオブック、動画クラスを見たり
やっています。そしてすぐに忘れてしまいます。
このていたらくに、同業から影で笑われている事があったことも知っていますし、
いつもよく行くワインバーに実は鼻で笑われている事があったと聞いていて認識して
いますし、同業の同じキャリアは私の三倍〜十倍の所得格差があることも知っています。
ただ、だからと色々そこにいない噂人のことに時間と気持ちを使っても仕方のない事。
どれだけ効率が悪かろうと、理解が遅かろうと、要領が悪かろうと、
モチベーションに頼らずただただ手を動かす(行動)だけだと考えています。
あぁ、めんどくさいなぁ…と思ったからといって体まで動かさないと誰が決めたのでしょうか。「あぁ面倒臭いなぁと言いながら作業を続ける」ことも選択できるはずです。
一見、はたから見ればおかしな人ですが、実際の行動と感情は分けることができる。
時間の使い方は、体の操作次第で変えることが可能である、そう思います。
雑務に追われ、時間がないというなら”流れで「食べる、飲む、行く、会う、とる」をやめて『本当に食べたいものだけ食べる、本当にご一緒したい人とだけ仕事をする、
本当い行きたいライブにだけ行く、本当に欲しいと思った仕事道具(文具や機器、
小道具など)だけしか買わない』ようにすると案外と時間も作れる事実があります。
本当に好きなものだけ選ぶ。
付き合うのをやめてみる、その場に合わせることもやめてみる、みんな行くからと
行かずに行きたいくないなら行かないとNOを言う、そんな習慣が自分の行動を効率化
させる意外な事実があるかも知れない。
そうして自分らしさを発揮させると、パフォーマンスが上がる気がしてきています。
クライアントさんによくお話しします、
人生史上最大にわがままに生きるとしたら、何をどうしたいですか?と。
もっと言うならそれらは絶対失敗しないと分かっていたら、何をしますか?と。
そしてそれに向けて今すぐできそうなことはなんですか?と。
未来を作るのは、いまこの(ブログを見ている)瞬間の次、何をやるかが
けっこう決めているんじゃないかと、そしてその積み重ねしかないんじゃないかと。
なんかね、僕は古い人間なんでしょうね
最近の若い人たちに「何にもしなくて楽に1日で○○○万入った(笑)とか、
そのノウハウ教えるから○○万で受講した人がまた○○○万入ったらしい(笑)」とか
経済をもった者が正しくてお前も同じ方法で儲かれよ!といいつつ実はその目の前に
いる仲間にならない?と誘っている間が本当は狙っているお客という構図が、
どうやら嫌いらしく、結果だけほしい、経過を経たくない、そんな実体験のない生き方
がとても残念に思うんですね。僕は単純にすごいなぁ、いいなぁと思いますがしかし、
誇れない人生だなと。(あ、金さえ入れば関係ねぇ!という人たちなのか。)
私は二十年以上前、店舗販売と無店舗販売(ネットワークスタイルを組み入れられていたオーナー募集)のMIXしたようなものをやっていた時代がありました。
あれにすごく似ている。やっている最中は物凄く関係者だけは盛り上がるが最期、
誰も幸せにならない…あ、人相の悪い胴元以外は。その時は目の前の人をも幸せにできるツールであると思い込んでいたから不思議。
自分のやりたい、を大切に、全く予想もしていなかった仕事を通してやはり私は、
対人支援の仕事をすると決めて今も続けています。それをやると決めている以上、
目の前に座るクライアントさんや受講者、聴講者の皆さんの前進のお手伝いができればと「自分の気分」なんて気にせず、集中できなくったって、手を動かします。
読みたくない時だって、自分と戦いながら資料に目を通します、だってプロだから。
どのようにすれば気分がのって、意欲的なったりするかも知っていますから
それも使います。しかし、行動することに、本当は気分なんて関係ないはずです。
場所や机、景色を変えるだけでも「同じ景色に30分で飽きる脳」に対応できますし、
道具を変えることでプライベートと仕事の区別が精神的につけ易いようにもなります。
でもそれでも、「むだなこと」をしようとする自分がいる場合にぜひ
気分と行動を分けてみる実験をしてみるのはいかがでしょうか。
もちろん、たまには「思い切り今日は午前中休もう!」と決めることも必要。
この仕事をする資格さえないかのような僕も、がんばっています。
よかったらあなたももう一踏ん張り、やってみませんか?ご一緒に。
こんな僕でも、クリスマスの夜は楽しみます、昼は夕方まで仕事をしますが。
コーチングを受けてくださっている方からまた、ワインを頂戴しました。
じぶんなりでいいので、メリハリをつけて。
それでも色々言われるかも知れませんが
お互い頑張っていこうではありませんか。