人生をまるで変えるのは、ばかにしやすいちょっとの動作から。
今夜はもう、ゆっくり飲んでいますか?
それともぐっすり眠れているでしょうか。
昔わたしが使っていた手帳に、フランクリン手帳があった。
とても優れていて、分厚いが全てが一つに纏まり「人生」全体をバランス良く生きるのに役立つ仕様だった。
これまでも手帳を10種類以上使い試してきた事もあり、時折「何が、どの、手帳がお勧めですか?」と聞かれた時に
『仕事の仕方(好み)とゴールとによって、お勧めする手帳が変わる』と答えるようにしている。
話は戻って”その”手帳を使っていた頃、
私はできが悪いので
「毎朝晩に予定を(当日と翌日のブレスト&確認)手帳を開いてする」
とあったが、どうしてもそんな
「きちんとしたこと」ができなかった。
それでずっと、どうしたら僕でも習慣や行動を変えることができるだろうかと色々考えてみたものの…結局はアタマで考えるばかりで時間は経過する一方。
そこで、「正しい」ことは諦めて、
自分自身が反射的でもいいから
「ついついやってしまうこと」を応用できないかと考えるようになった。
言わばその「よくない流れ(くせ)」を拾い集めたら、色々合った中に、
「翌日の仕事が長年やっていても不安で、眠れずつい闇雲に追加の準備をしてしまう」と「結果睡眠不足で迎えた翌朝の支度準備はバタつく」というものがあった。
そこで、コーチングで昔学んだ事を思い出した。
「寝る前には既に、
明日の着替えが準備してある。」
というもの。
ばかばかしいと思うかも知れない。
しかし翌朝の着替えがセットされていて何を着ようかと考える時間が不要だと、
思いのほかスタートダッシュは軽快な事に気付く。
かつ、こちらが着替えというスタンバイが既に完了して過ごしていると、後から起きてくる家族のスタートダッシュもアップする副次効果があった。
そして何よりも、
前夜の早めに着替えをセットするということは、明日の情景が描けているから”それに合ったものをチョイスしている”ので
「明日の準備への不安」に対して『完了』させている(決着がついている)という
ことにも自然となっていた。
この行為の二次的、三次的なメリットは計り知れなかった。
気持ちも朝からだらけないし、余裕を持って出発をし現地にスタンバイし、
予定していなかった出会いに恵まれたりTODOが一件完了したりetc...。
毎日である必要はないと僕は思う。
私だって時折、事務作業に早朝から夕方前まで没頭してようやく夕方に着替えた経験だってある…要はその目的と用途に合わせれば良いだけの話だと思う。
僕は「きちんとした人」を
手放しています。
ただ自分が無意識にしてしまう行動や癖は、何らかのヒントに殆どの場合、
なっているんだと、何かのサインなんだろうなというふうに思います。
あなたの
「どうしてもそうしてしまう」
ことって、なんでしょう。
そしてそれは何がそうさせるんでしょうね。
今日、明日こそは…
朝はそしてまた、始まりますよ。