自分の階段の上がり方。

コーチが研修講師をしています

人間関係環境は選べない場合も多いが、意思は選択できる。

今日、熊本市は江津湖という場所のほんと近所の公園でイベントがあっていた。家族共々こどもらの友人も一緒にでかけた際に、現地で有料のアトラクションがあった。すぐさま運動好きの子どもと共にその会場で遊びながらそのアトラクションを練習していると、おじいちゃんが5歳くらいの女の子を連れて、僕らの側にあった違う色の同じ器具を使ってそちらも練習中であった。

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手前味噌で申し訳ないが、うちの子は失敗を繰り返しながらも着実に一時間足らずの間で上手くなっていった。上手くいっていたポイントをフィードバックしたからだ。

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ところがそのおじいちゃん、

画像で分かるその揺れる紐の上を歩き渡る競技に

 

「まっすぐ歩かないか!」「へたくそ!」

「落ちないにようにしないと!」と

 

可愛そうなぐらいめちゃくちゃ具体性の無いしかも

指示をだし続けていた。

 

遊びたくてはしゃいで会場入りしたその子は、もういい!と涙目で下を向いていた。

そこにまたおじいちゃんが罵声を浴びせる…

もう可愛そうだった。

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おじいちゃんにとって今日は

「俺が遊ばせて”やっている”」だったのかな。

 

何か面白くなかったのかな?と寂しくなった。

 

 

何かこれは、

その人が「優しくなれない」理由があったはずだ。

 

かくいう私もこの日はサポーター(※コミュニケーションのタイプで、人のサポートをする事に喜びを感じる事の多い人。なので人を優先しがち)の傾向が極端に高いため

その文化が強く出てしまったのか、お手洗いに朝からずっといけず、あれしたい、ここいきたい、を優先して夕方まですごしたため夕方の帰り道で下の子に荒い言葉遣いをしてしまったんですけどね…。

 

登場人物の知らない女の子はたぶん、

以後おじいちゃんと遊ぶ回数が減る選択をするだろう。

また”やってしまった”側(おじいちゃんの想像がつかないので代わりに)である僕の立場も次回以降、苛々しにくいようもっと早めに何らかの対策を講じるだろう。

 

生きていると色々あるけれど、

失敗や失態は次に必ず活かしたいですね。

 

今日が人生最後の日なのかも知れないのですから。