自分の階段の上がり方。

コーチが研修講師をしています

次はあると思うな。

今日のライブ研修は、「こころの接遇」について

私はコーチングを元にしたコミュニケーションとマネジメント、リーダーシップ、面談訓練については研修講師を担当しますが、「接遇」は専門外です。

ですが、コミュニケーションの観点からみたその研修を作ってくれないかと某病院さまから依頼され、初めての試みでしたが策定し提案、ご許可頂いたので二年前に実施、好評とのことでまた違った内容で作成したものを今日その病院で実施してきました。

病院関係はシフトの関係で、夕方から2~3時間とって班分けした集合形式で行うスタイルが多いのですがこちらでは午後3~4時の1時間でパフォーマンスしてくれとのこと。貴重な時間にどう気付きをおこすか…考えました。

スクリプトは簡単に書くと以下の通りです。
アイスブレーク→講師自己開示と自己紹介、
講師による病院初回訪問時の所感と
そこから想定される課題を受講者同士に抽出頂き、
その事柄とコミュニケーション「仕事を教えたい人と
そこから推察されるメリットと未来」への考察、
在り方の策定及び自信に余裕を作るプライベートの
充実(全員:全体コーチングで個人の人生構想)を提案
アクションプランの策定

これを1h×4班(@100名ずつ)実施。

ライブでコーチングを行うことから、色々な受講者の
姿勢が垣間見られます。熱心に真剣に自分と向き合い、この時間を「機会」に変えていこうとする方。そうかと思えば誰かに『こんなん意味不明だよね』と誰かを「誘い」誰等かが「前進」してしまうことを不安に思った自分を隠す方。

私は手を広げています。
ただ、それをどう使うかは「せっかくの機会」にも
面倒くさい帳面消し的な受動的消化行動のどちらへも
選ぶことが可能です。残念ながらこの「選んでいる自覚」がないまま誰か(もしくは何か)のせいにして”仕方がなかったよね”と同情を誘うかのような振る舞いをずっとずっとしている方も、方々の事業所で散見します。

人生はいまこの瞬間が既に生放送として始まっていて、
しかも久しい。

睡眠時間より長く居る職場。
その仕事が楽しくないという今にいればそれは、
あなたの人生が楽しくないと聞こえる。

この職場に出会えて良かった、
ここで働けて幸せ。
そんな会社づくりだったら私の命の残り時間を使いたい。
そう、思うわけです…だから断ることもある(笑)。

研修冒頭に話すことがあります。

「お互い、恐らく一回限りの出会いです。
ぜひかけがえのない、有意義な場を一緒に作りましょう」と。

僕らはほんと、責任重大です。

 

『あなたの前進したいことを、加速させます。』

                 境英利

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