速やかに動くと、その分やっぱり失敗も多いがしかし。
研修の依頼打診が直接そして主にはエージェント(営業代理店・会社)から届く。
それに対し日程フィックス後そのまま今回の経緯と意図、目的と目標をお伺いし、
カリキュラム案の策定へ動く。その上で入札やオーディションスタイルのものもあり
スクリプトの提案だけもしくは実際にプレゼンに赴き、結果を待つ。
場合によってはヒアリングに何度も訪問し、修正を何度もかける。
そして落ちる(笑)。以下の画像は最近落ちたもの(震災で別途大量にキャンセルに
なったものは更に別)の一部。10を超える案件が、こうだ。
でも、続けるんですね。
色々歩みはのろいなりにも学ぶことは絶対にあるので。
これらにかかった交通費などは当然出ません…一往復十万円程度になる地域もある。
そこのために創る仕事をしているからでしょうか、同業他「者」を見れば、いつも
どこでも同じコンテンツで、基本的な書店に並ぶ本に書いてある内容で常に登壇日で
満杯の講師もいらっしゃいます、、羨ましい。
ぼくらは売上からの1(東京某社)〜4割(平均各社)を講師料として頂き
(代理店によって規定がある)、そこから経費を出す場合も多くあります。
そこまでしてやっているのには、やはり人にこういった関わり方で関与することが
好きなんでしょうね。なんだかんだとありながらも、自己成長できるし、好きだから
続けているんだと思います。
コーチと講師の人に初めてお目にかかった16年ほど前はあまりよくない意味で
衝撃的でした。僕が正直に「失礼ですが、どれぐらい稼いでいらっしゃるんですか?」
とその男性に聞くと『月500〜600万稼いでるね』と。ぼくは何故そんなに稼ぐ
のかと伺うと『俺さぁ、風俗大好きで、昨日も●●ちゃんと■■■■で▲▲が…そこに
結構使ってしまうのね』
…僕はこの人になるんではなくて、コーチを目指すだけなので、、この人はコーチと
いう職業人ではなく「商売人」なんだなと思いました。
それから数年後、自分なりに方々で講師やコーチをするも、やはり要領の良い人なのか
努力の人なのか両方なのか…後からきたのに4年くらいで倍の規模になる同業者が次々
と現れ、何度もやめたくなりました。
しかしどうしても「人の可能性」について強力な支援をしたいと思うのは消えなくて、
無理やり続けて今に至ります。相変わらず文章も下手ですし、そもそも独立したのも
”この業界はコミュニケーションが得意そうなひとばかり”いるから、一人くらい
”コミュニケーションが苦手な人間がコミュニケーションの仕事をしたら、できない
人の気持ちが分かるのではないか?”それ一つで、今もしがみついています(笑)。
でもやはり、続ければ、色々身につくものもあるように思いました。
何かを上手くいかせたければ、結局行動以外ないのだということを。
不器用なりに、やってみるしかないのです…しかしきっとうまくいくぞと自分を
信じてあげたいと思いませんか?あなたも。
今日もこうしてまた8本のカリキュラム案を熊本で書いています。