何故コーチである必要があるか。
何故コーチである必要があるか。
私はずっと、
コーチという立場をとってきました。対人支援の手段として「コーチング」をベースにして。
しかしこれ、冒頭どう定義するか次第でまるで話が変わってくる。
定義にどんなバリエーションがあるかはネットを見て頂くとして多くの場合、
自発的な行動を促進するコミュニケーションの技術として学ぶものであったり
そのように(目標に向けて結果を出すよう)関与される事として認識されている。
私は少し違って、結果を出すが達成も併せてリクエストする。
達成と言うのは、自分で生み出した結果から学ぶことであり、そこから成長することであり、
得た結果からより多くのことを引き出すことです。
結果とは、単に行ったことの最終的な形であり、必ずしも成長を伴うわけではありません。
私たちコーチはクライアント(あなた)に結果を出すより、物事を達成するように求めていきます。
成果を出し続けるマシンではなく、何かを達成するようになると、
人は自力でさらに多くをやり遂げるようになります。なぜなら、経験によって成長するからです。
経営者としての、良き管理職としての、女としての、男としての、自分を発揮する主(あるじ)としての。
この成長が、上手くいくことへの偶然を減らし且つご本人そのものが
「穏やかな佇まいで居つつキラキラし始める」兆候として現れて結果、『きっかけ、出会い、機会…etc』を
より惹き付けるようになります。
「コーチしてもらって本当に良かった」は、コーチの在り方次第で3年後に伝えられる事も、
その瞬間に仰って頂ける場合もありましたが、15年目を越えてようやくその場で載けるようになりました。
一緒にそこまでの感動を共有できる仕事は、
コンサルタントさんやカウンセラーさんとは違った面白みと有り難さがあるなと感じています。
今日もまたこうして旅先で出会う人との何気ない「ひととき」を楽しみながら、
コーチとして生きていこうと覚悟しています。
あなたは何に覚悟していますか。